従業員との関わり

社会

人事制度

  • 基本的な考え方

    職位や職場ごとに求められるスキルを明確にし、障がいの有無や性別、国籍で差別されることなく、均等な雇用の機会を提供しています。昇格制度(特に管理職への登用)では、外部機関による人事アセスメントを取り入れ、能力・適正を公正に評価しています。今後も、全従業員が企業理念にある「誠実」「挑戦」「成長」に向かえるよう、人事制度の改定を進めていきます。

  • 任用制度

    昇格には、一人ひとりの能力や業務結果などを客観的に判断するため、任用試験制度を設けています。

    人事アセスメント

    社員それぞれのステップアップとして各階層の研修を行っている事に加え管理職への昇格を希望する人には一次審査として「人事アセスメント」を行っています。
    具体的には、個人が保有している能力の評価方法として最も信憑性と妥当性が高いと言われている『アセスメントセンター方式』を用いた外部機関(第3者)による「アセスメント研修(E1受験者)」「キャリア開発研修(E2受験者)」を取り入れています。
    さらに、全ての任用試験受験者を対象に、合格者には「昇格者研修」、不合格者には「e-ラーニング」を活用したフォローアップも実施しています。

  • 定年延長

    60歳定年制を廃止し、2020年度から65歳定年制度を導入しました。

  • 正社員登用制度

    客観的な評価に基づき、契約社員を社員に登用しています。

人財育成

  • 当社では、人財開発グループが主導して、人事諸制度との連動を図りながら、個人別の教育計画を定め、以下の研修を行っています。

    • 新入社員から管理職層までの階層別研修および自己啓発(通信教育、社外セミナー派遣)、語学研修などの能力開発
    • 営業・技術など職種別に専門スキルの醸成を図る研修
    • OJTによる職場内教育
    • 人権・コンプライアンスといったテーマ別研修
  • 教育訓練体系

    教育訓練体系

人権

  • 人権の尊重

    当社グループは、国際的な規範や石塚硝子グループコンプライアンス行動規範に基づき、全ての人たちの人権を尊重し、多様性を認め合い、あらゆる差別・ハラスメント行為を行わないよう取り組んでいます。また、グループ全体では人権を尊重する風土の醸成を図っています。

    4.人権の尊重

    私たちは高い人権意識を持ち、あらゆる人の尊厳と基本的人権を尊重して行動するとともに、人権尊重の精神にあふれた企業風土を築きます 石塚硝子グループの重要な経営課題の一つとして、社員一人ひとりの人権意識を高めることに積極的に取り組みます。

    (1)いかなる理由(性別、年齢、国籍、人権、民族、信条、宗教、社会的身分、身体障害の有無など)をもってしても、差別・ハラスメント(いやがらせ)を自らが行わないこと、そして他人がすることを許さないという意識を強く持つように努めます。
    (2)また、私たちは、互いに人間として敬意を払い、「相手の立場に立って考え、行動する」ことにより、活き活きとした働きやすい職場作りを目指します。
    (3)「企業は人なり」の理念に基づき、社員の雇用維持、人財育成の充実等、人を大切にする人事政策を推進します。

    【石塚硝子グループコンプライアンス行動規範】(抜粋)

ダイバーシティ

ワークライフバランス

従業員が仕事とプライベートを両立し、能力を最大限に発揮できるよう「働きやすい職場環境づくり」に努めています。育児・介護休業制度などによる子育て世代・親族への支援に加え、健康に配慮した「ノー残業デー」の遵守徹底や、各種制度の整備・拡充に努め、ワークライフバランスの向上に取り組んでいます。

  • 主な支援制度

    テレワーク 在宅勤務により、仕事と家庭生活のバランスを図り、ゆとりのある働き方を目指します。
    フレックスタイム制度 従業員がコアタイムをはさみ、始業および終業の時間を決めることができるので、仕事の緩急にあわせ、柔軟な働き方ができます。
    ノー残業デー 月に2回のノー残業デーを実施し、アフターファイブを充実させています。
    サマー休暇制度 夏季の一定期間中に、有給休暇の取得推進期間を設けています。休暇は3日間の連続取得を推奨しています。
    育児・介護休業制度 家族の育児・介護に利用できる休暇制度があります。

労働安全衛生

  • 当社グループは、社員の安全と健康確保のため、労働安全衛生の国際規格ISO45001に基づいたマネジメントシステムを構築しています。
    グループ全体で労働災害を撲滅するため、安全基本行動(指差し呼称・危険予知(KY)・ヒヤリハット)の徹底や、機械設備の安全化に向けたリスクアセスメントに力を入れ、危険源の排除を図っています。また、労働衛生では健康診断有所見者へのフォローや特定保健指導に注力するとともに、メンタルヘルス対策として各種研修や予防保全に向けた取り組みを推進しています。加えて各職場における労働安全衛生向上に向けた取り組みを発表する「安全大会」を実施し、好事例は各職場に水平展開し、他事業所に広げています。

    安全衛生管理体制

    安全衛生管理体制
  • 安全教育の取り組み

    労働災害を未然に防止するため、以下の項目について教育を行っています。

    1. 新入社員安全教育
    2. 交通安全講話
    3. 安全大会
    4. フォークリフト作業者安全運転講習
    5. 粉じん作業者教育
  • 労働災害発生状況

    休業災害発生度数率・労働災害発生件数/サステナビリティレポート2023 P.20

健康経営

  • 当社にとって最大の財産である従業員一人ひとりとその家族が心身ともに健康であることは、従業員が仕事に対する高い意欲を持つことにながるものと考えています。

    健康経営/サステナビリティレポート2023 P.19

  • 健康維持・増進活動

    石塚硝子健康保険組合と協働して、従業員の社会生活の基礎となる「健康生活の維持・増進」を目指し、予防事業を推進しています。

  • 健康増進の取り組み

    • メタボリック症候群への生活習慣改善プログラムの提供
    • 生活習慣による糖尿病重症化予防への取り組み強化
    • その他健康増進のための福利厚生などの強化
  • メンタルヘルスケア

    メンタルヘルスケアの一環として、職場の管理者を対象とする「ラインケア研修」を実施しています。研修では講師の指導の下、グループ演習を交えながら、部下に対する的確な接し方や指導方法、管理者としての心構えなどを学んでいます。

  • 相談窓口

    心身の健康に関する相談窓口「ファミリー電話相談」および、外部機関と連携した「こころの健康相談窓口」を設置しています。「こころの健康相談窓口」は、専門家からの電話や面接によるカウンセリングを受けることができ、さまざまな悩みを相談できる環境を整えています。

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