石塚硝子 バーチャルタウン

資料館

石塚硝子の歩み
6. 戦後、家庭に輝きを

戦争の末期、石塚硝子は軍需工場に指定され、真空管の製造を命じられていました。戦後、真空管は軍需品ということで、占領軍から製造を禁止されました。
そこで、真空管の製造技術を活かして電球用バルブの製造を開始しました。当社のバルブは群を抜いた品質が好評を博し、受注が増加していきました。

その頃、弱電界の最大手、東芝電気から話があり、その傍系の昭和真空工業株式会社と技術提携して電球を作ることとなりました。愛知にある当社の「愛」と京都にある昭和真空の「京」とを組み合わせ、昭和22年(1947年)、愛京電気株式会社を設立し、電球(アイキョーランプ)の製造を開始しました。技術面の開発も進め、他社に先駆けて「二重コイル電球」を完成しました。アイキョーランプ当社が製造・販売していた電球 「アイキョーランプ」
こうして、戦後の復興の中、家庭のだんらんの場を明るく輝かせることに大きく貢献することができました。

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