新技術の確立が求められる開発業務
苦労も自分の大きな糧に

研究開発

A.I

業務内容と仕事のやりがい

責任がある仕事だからこそ、
開発の工程が自分の糧になる

開発業務は、新規材料開発に関わらず、グループ内からの技術依頼、あるいは、お客様からの技術依頼を業務とすることもあります。従来から、次の柱となる新技術の確立が求められており、開発の重要性は年々増していると感じています。私は、現在、消臭機能を持つガラス材料を開発しています。自分でやりたいと提案し、時間はかかりましたが徐々に前進していることを感じています。
私の部署では、入社当初から各自にテーマが与えられ、個人の裁量に任せてもらえます。責任や負担も大きいかもしれませんが、悩み考えて到達する開発のアプローチは、各個人の体験から得られる糧になります。 現在の開発も自分なりに悩んだ末の提案であり、それをここまで辛抱強く見守って頂いた職場環境に感謝しています。
今後、今の私の成すべきことは、現在の材料を製品化まで到達させること、そして、製品化までのロールモデルを残していくことが第一だと考えています。

入社して良かったと思うこと

貴重な経験と、同僚・先輩社員の存在が
自分を支えてくれている

正直、製品化まで至らないことが多い中、達成感が得られにくく、辛いと感じることも多いです。それでも、日々、開発の中で体験できる社内外での貴重な経験によって成長を実感できることは大きな喜びです。入社当初に思い描いていた10年後の自分とはギャップが大きいですが、時間がかかりながらも着実に前進してきたと実感できています。トップダウンの業務だけでなく、ボトムアップで開発を成せる人材になりたいと願ってきた中、一つの壁を越えて、ようやくスタートラインに立てたように思います。
入社以降、最も大きな不安は、家庭と仕事の両立です。まだ子どもが幼いため、まだまだ不安の真っ只中ではありますが、育休、時短、そしてフルタイムと経験し、何とか仕事を続けることができています。やりたい事を諦めずに今でもできていることは、それだけで非常に嬉しいことです。まだまだありますが… 最後に一点だけ。
入社するまで、私は仕事とプライベートは完全に切り離したいと思っていました。しかし、実際は人生の一部で切っても切り離せない、また、同僚の方々の存在がどれほど大きいかということを実感しました。それに気づかせてくれた同僚、諸先輩方の存在には本当に感謝しています。

メッセージ

やる気や強い思いを
受け入れてくれる風土があります

仕事は生きがいにもなり、また人生の大半を占めるため、何を仕事にするかは重要な決断です。そのため、就職活動は悩みがつきものかと思います。私も辛い思い出の一つですが、研究開発がしたいという気持ちは持ち続けてきました。今後の長い人生に関わることです。どうか諦めずに自分のやりたい事を探して下さい。
当社には、やる気や強い思いがあれば、それを受け入れてもらえる風土があると思います。

1日のスケジュール

08:30
出社後、メールチェック
部署で情報交換や一日の予定を確認します。
朝会後、メールの返信やそれに伴う業務調整をします。
09:30
試験・測定
各種試験や機器測定などを行います。特に時間計測が必要なものは午前中に着手します。
13:00
社内打合せ
開発の進捗管理、今後の方向性などを関係者で検討します。
16:00
試験・測定
午前中に開始した試験の続き、あるいは、測定結果を受けての追試を実施します。
17:30
帰宅
保育園まで子どもを迎えに行きます。